アイスランド南東部に広がるヴァトナヨークトル国立公園は、国土の約14%、約148万ヘクタールに及ぶ広大な保護区である。ヨーロッパ最大級の氷河ヴァトナヨークトルの下には10の火山が今も活動し、氷と炎が同居する類例の少ない景観を生み出している。2019年、登録基準(viii)のもと世界遺産に登録され、地球の生きた地質活動を伝える場として知られる。
Q. ヴァトナヨークトル国立公園はどのくらいの広さですか?
A. 国土の約14%にあたる約148万ヘクタール(約14,800km²前後)を占め、ヨーロッパではロシアのユグドヴァ国立公園に次ぐ規模の国立公園である。
Q. 氷河の下に火山があるとはどういうことですか?
A. 公園には10の火山が分布し、なかでもグリムスヴォトンは活発な活動で知られる。氷河の下で火山活動が続くことで、氷が融けて洪水(ヨークルフロイプ)が発生するなど、氷と炎が同居する独特の景観が生まれている。
Q. いつ、どの基準で世界遺産に登録されましたか?
A. 2019年、第43回世界遺産委員会(バクー会議)において、地球の歴史上の主要な段階や進行中の地学的過程を示す顕著な見本であることを評価する登録基準(viii)のもと登録された。
Q. 氷の洞窟はいつ見学できますか?
A. 氷が安定する11月中旬から3月頃までの期間、スカフタフェットやヨークルサゥルロゥンを拠点とするガイド付きツアーで見学できる。夏場は不安定なため公開されない。