南スーダンのボマ国立公園とバディンギロ国立公園、およびその間の回廊地帯からなる「ボマ=バンディンギロの動物移動の景観」は、2026年、南スーダンにとって初めての世界遺産として登録された。推定600万頭にのぼるシロミミコブ(White-eared Kob)、チアン(Tiang)、モンガラガゼル(Mongalla Gazelle)などの群れが、季節に応じて草原と湿地を大移動する光景は、地球上でも有数の規模を誇る。登録と同時に、開発や密猟などの脅威を理由に危機遺産リストにも加えられた。
Q. 南スーダン初の世界遺産とはどのような場所ですか?
A. ボマ国立公園とバディンギロ国立公園、およびその間の野生動物回廊からなる、総面積約1,124万ヘクタールの自然遺産である。
Q. どのような動物がどのように移動していますか?
A. シロミミコブ、チアン、モンガラガゼルなど推定600万頭の草食動物が、乾季と雨季の変化に応じてサバンナと湿地の間を大規模に移動する。
Q. なぜ登録と同時に危機遺産リストに入ったのですか?
A. インフラ開発や商業目的の密猟、野生生物の違法取引といった脅威が生態系に及ぼす影響を世界遺産委員会が重く見たためである。
Q. いつ世界遺産に登録されましたか?
A. 2026年7月、韓国・釜山で開催された第48回世界遺産委員会において登録された。