イタリア北部のローマ都市遺跡とバシリカの複合遺産
この遺跡地域には、フォーラム、浴場、住宅跡、倉庫など多くのローマ時代の構造が155 haにわたり保存されている。
敷地内には、ローマ時代後期のパトリアルカル・バシリカがあり、そのモザイク床は特に著名である。
バシリカの一部は11世紀にロマネスク様式で再建され、壮大な建築を形作っている。
床面積約760 m²の初期キリスト教モザイクは、西欧に現存する最大級のものとされる。
この遺産の選定基準は(iii)、(iv)、(vi)で、キリスト教布教とローマ都市の代表例として評価されている。