インド西アフリカ・マリ共和国ガオにあるムラービト系王朝の王、アスキヤ・モハメド1世の墳墓である。
墳墓は1495年築で、高さ約17メートルのピラミッド型泥レンガ構造として知られる。
構成要素には、平屋屋根の2つのモスク建築と墓廟、広場が含まれている。
この建築は、西アフリカ・サヘル地域のスダノ・サヘル様式を体現した代表例とされる。
遺産登録面積は約4.24ヘクタール、緩衝地帯約82.7 ヘクタールである。
登録基準は(ii)、(iii)、(iv)であり、サハラ交易帝国とイスラム建築文化の融合として評価されている。