川や湖、湿地、亜寒帯の森林からなる景観と先住民 アニシナアベ族の共同体が伝統的な狩猟採集生活が評価されている複合遺産。
ピマチオウィン・アキは「生命を与える大地」という意味。
自然の贈り物を大事にし、あらゆる姿をした命を尊重し、他者と調和のとれた関係を続けていくという彼らの伝統的な生活は「ジガナウェンマン・ギダキイミナアン(土地を守る)」と呼ばれる。
世界遺産登録に際し、複合遺産において 文化と自然を別々に評価することや、他の先住民文化と 比較する(優劣をつける) ことなど、根本的な評価方法を問い直すきっかけとなった遺産でもある。