イタリア北部ロンバルディア州、ゴンザーガ家ゆかりの2つのルネサンス都市。
マントヴァは古代ローマ以来の都市を段階的に拡張・整備した「既存都市の刷新」の例である。
一方、
サッビオネータは1556年、ヴェスパシアーノ・ゴンザーガが理想都市の理論に基づき格子状の街路をもつ都市として一から築いた。
ヴェスパシアーノは35年をかけてこの街の整備に生涯を捧げ、初代にして
唯一の公爵となった。
マントヴァに残る11世紀のロトンダ聖堂やバロック劇場など、時代を経た建築の積層も見どころである。
2008年、ルネサンス都市計画の異なる2つのあり方を示す遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】マントヴァが既存都市の刷新、サッビオネータが理想都市の新規建設という対照的な都市計画を示す点、ヴェスパシアーノ・ゴンザーガが1556年にサッビオネータを築いた点が問われやすい。