パキスタン南部シンド州、インダス川右岸に残る古代都市遺跡。
紀元前3千年紀初頭にさかのぼる、南アジアで
最も保存状態の良い古代都市とされ、世界四大文明のひとつインダス文明の中心都市であった。
街路が直角に交わる整然とした都市計画のもと、焼成レンガ造りの建物群、
大浴場(グレート・バス)や精巧な排水設備が備えられ、当時としては極めて高度な都市機能を有していた。
井戸や汚水処理用の穴、
大型の穀物倉庫も発見されており、計画的な都市運営が行われていたことがうかがえる。
文字体系(インダス文字)は現在も未解読であり、この文明の詳細な社会構造には不明な点も多く残る。
1980年、都市計画の先進性が評価されて
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】インダス文明の中心都市であり世界四大文明のひとつとされる点、優れた排水設備を備えた都市計画が問われやすい。