修道院などが立ち並ぶ聖なる山。
8世紀に最初の教会が建てられその後ノルマンディー公リシャール1世が建てたベネディクト会の修道院となるなど改築が繰り返された。
ノルマンディー・ロマネスク建築の代表とされる一方で、聖堂の内部はゴシック様式と中世の多様な建築様式が混在する。
当初建てられた聖堂は10世紀に丸天井の地下礼拝堂に建て替えられた。
ノートル・ダム・スー・テール聖堂と呼ばれるこの聖堂の現存する建物は18世紀に復元されたものである。
14世紀の百年戦争では要塞となり、フランス革命後は一時牢獄となったこともある。
満潮時には陸の孤島となる。