鹿石と関連する青銅器時代の遺跡群は、モンゴル中央部のハンガイ山脈周辺に集中する巨石記念物群です。鹿の意匠を刻んだ「鹿石」と呼ばれる石柱を中心に、周辺のクルガン(墳丘墓)や祭祀遺構をあわせて、2023年に文化遺産として世界遺産に登録されました。
Q. 鹿石とは何ですか?
A. 鹿の意匠などを刻んだ、青銅器時代後期のユーラシア草原地帯の遊牧民文化による石柱型の記念物です。
Q. モンゴルにはどのくらいの数がありますか?
A. ユーラシア全域で確認されている1,650基を超える鹿石のうち、約8割がモンゴル国内に集中しているとされています。
Q. 鹿石は何のために作られたのですか?
A. 周辺のクルガン(墳丘墓)や祭祀遺構との組み合わせから、埋葬儀礼や祖霊・自然への祭祀活動に関連する記念物であったと考えられています。
Q. 世界遺産の登録基準は何ですか?
A. 文化遺産の登録基準(i)と(iii)が適用されており、独自の造形表現と遊牧民文化の伝統を伝える証拠としての価値が評価されています。