カリブ海の小アンティル諸島に浮かぶフランス領マルティニーク島北部には、活火山プレ山と、切り立った峻峰群「ピトン」が連なる。1902年の大噴火で港町サン・ピエールが壊滅し2万8千人以上が犠牲となったことで知られ、標高0mから1,400mにかけて広がる森林には、この地域固有の動植物が数多く生息する。
Q. プレ山の1902年の噴火はどのような被害をもたらしましたか?
A. 高温の火砕流が港町サン・ピエールを襲い、当時の人口約2万8千~3万人のほとんどが犠牲になったとされる、20世紀最悪の火山災害のひとつである。
Q. 「プレー式噴火」とはこの火山に由来するのですか?
A. はい。1902年の噴火で観測された高温の火砕流を伴う爆発的な噴火のタイプが、後に「プレー式噴火」と呼ばれるようになった。
Q. どのような動植物が生息していますか?
A. 小アンティル諸島の固有樹種の約9割がこの森林に分布するほか、絶滅危惧種のマルティニーク火山ガエルやマルティニークコウライウグイスなど、この島固有の動物も生息している。
Q. サン・ピエールの災害について学べる場所はありますか?
A. サン・ピエールには1902年の噴火を伝えるフランク・ペレ火山学博物館があり、当時の写真や遺物、生存者の証言などが展示されている。