インド洋西部に浮かぶコモロ諸島には、11世紀頃に交易拠点として発達した集落を起源とし、14~15世紀にかけて各島のスルタン国の中心地へと発展した6つの旧市街(メディナ)が残る。グランドコモロ島のモロニ・イコニ・イツァンドラ・ントスジニ、アンジュアン島のムツァムドゥ・ドモニからなり、アフリカ・イスラム・インド洋交易が交差する中で育まれた独自の都市様式を伝える。今も人々が暮らす生きた旧市街であり、コモロ初の世界遺産として2026年に登録された。
Q. コモロの歴史的スルタン領のメディナ群とはどのような遺産ですか?
A. グランドコモロ島とアンジュアン島に残る6つの旧市街(メディナ)からなり、11世紀頃に交易拠点として形成された集落が、14~15世紀に各島のスルタン国の中心都市へと発展したもの。コモロ初の世界遺産である。
Q. どの6つの町が含まれていますか?
A. グランドコモロ島のモロニ・イコニ・イツァンドラ・ントスジニと、アンジュアン島のムツァムドゥ・ドモニの計6つの旧市街が含まれる。
Q. モロニの旧市街にはどのような建物がありますか?
A. 1427年建立とされる「フライデー・モスク(バジャナニ・モスク)」があり、スワヒリ様式とアラブ様式が融合した木製の扉やサンゴ石の壁を今に伝えている。
Q. 今も人が住んでいるのですか?
A. はい。多くの旧市街は考古遺跡ではなく、現在も住民が暮らし続ける生きた市街地である点が特徴とされている。