ポルトガル中部、コインブラの丘に広がる大学都市遺跡。
1290年に創設された
ポルトガル語圏最古の大学で、王宮アルカソヴァを1537年から校舎として使用するなど、7世紀以上にわたり学問の中心地であり続けた。
丘の上部「アルタ」には創設当初からの学舎群が、麓の「ソフィア」地区には16世紀以降の学寮群が広がり、2つの地区が一体となって
世界遺産を構成する。
豪華なバロック装飾で知られる
ジョアニナ図書館や、18世紀の植物園・大学出版局など、学問の歴史を伝える施設が数多く現存する。
このほか12世紀のサンタ・クルス大聖堂など、7世紀にわたり
増改築が重ねられた建築群も含まれる。
2013年、学問と都市が一体化した独自の景観が評価されて
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(信仰・思想との関連)。
【検定ここが出る】1290年創設で700年以上の歴史を持つ大学である点、「アルタ」と「ソフィア」という2つの地区からなる点が問われやすい。