キューバ東部、サンティアゴ・デ・キューバ湾の入口を見下ろす岬に立つサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城は、スペイン王権のもとで整備された港湾防衛の要塞である。イタリア人軍事技師ジョヴァンニ・バッティスタ・アントネッリとその息子が設計に携わり、ルネサンスの築城原理に基づく稜堡式の構造で17世紀を通じて拡張された。18世紀末以降は牢獄としても用いられ、1997年に世界遺産へ登録された。
Q. サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城は誰が建てましたか?
A. 当時キューバを支配していたスペイン王権のもとで整備され、設計にはイタリア人軍事技師ジョヴァンニ・バッティスタ・アントネッリとその息子が携わった。
Q. いつ頃建設されましたか?
A. 外郭の整備は1590年代から、中心となるシタデル本体は1638年から1700年頃にかけて建設され、その後も18世紀にかけて拡張が重ねられた。
Q. 牢獄として使われていた時期がありますか?
A. はい。18世紀末以降、要塞は牢獄としても利用されるようになった。
Q. 現在はどのように公開されていますか?
A. 「海賊博物館」として公開されており、カリブ海の海賊や1898年の米西戦争の海戦に関する資料などが展示されている。夕刻には衛兵役の俳優による大砲発射の儀式も行われる。