アメリカ合衆国東部ヴァージニア州シャーロッツヴィルに残る、第3代大統領
トマス・ジェファーソンが設計した2つの建築群。
自邸
モンティセロ(1769〜1809年に建設)は、新古典主義様式にジェファーソン自身の独創的な工夫を加えた邸宅で、啓蒙思想を体現する住まいとされる。
ヴァージニア大学の中核をなす「
アカデミカル・ヴィレッジ」(1817〜1826年造営)は、ローマのパンテオンを手本に、その半分の規模で設計された図書館「ロタンダ」を中心に、芝生広場を教員住居・学生寮が取り囲む配置をとる。
同大学は
選択科目制を採用した最初期の大学としても知られる。
2つの建築群はいずれもジェファーソンの理想とする教育・生活のあり方を建築で表現したものである。
1987年に
世界遺産登録され、2015年に構成資産の範囲が見直された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】ロタンダがローマのパンテオンの半分の規模で設計された点、ヴァージニア大学が同制度の最初期の大学である点が問われやすい。