タイ西部、ミャンマーとの国境地帯に広がる62万ヘクタール超の野生生物保護区。
1972年と1974年にそれぞれ指定された
トゥンヤイ・ナレースワンとフアイ・カ・ケンという2つの保護区が一体となった、東南アジア大陸部で最大級の自然保護区である。
この地域で確認される大型哺乳類の
およそ77%が生息するとされ、トラ、アジアゾウ、ウンピョウ、バクなど絶滅危惧種を含む多様な野生動物の宝庫となっている。
東南アジアで知られる
陸生脊椎動物の3分の1以上がこの一帯で確認されており、大陸部東南アジアのほぼ全ての森林タイプを含む点でも貴重とされる。
1991年、生態系の保全上の重要性が評価されて
世界遺産に登録された。
登録基準はvii(最上級の自然美・美的重要性)、ix(生態系の進行中の過程)、x(生物多様性保全上重要な生息地)。
【検定ここが出る】1972年・1974年に指定された2つの保護区が統合されている点、大型哺乳類の約77%が生息するという規模が問われやすい。