オマーン北部の内陸部、ナツメヤシの茂るオアシス地帯に残る
紀元前3千年紀(青銅器時代)の集落・墳墓群。
バット遺跡には
「蜂の巣状墳墓」と呼ばれる石造りの円形墓が100基以上密集し、当時の葬送文化を伝える。
周辺には直径20メートルを超える石造りの
塔状建造物も点在し、防御施設や水利管理施設など諸説ある用途が今も議論されている。
ウンム・アン・ナール期を含め長期間にわたり継続的に利用された点が、集落・墳墓・塔の三要素がそろう稀有な事例として評価されている。
1988年、オマーンで最初期の
世界遺産のひとつとして登録された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】「蜂の巣状墳墓」という特徴的な石造墓と、青銅器時代の集落・墳墓・塔が一体で残る点がセットで問われやすい。