イタリア北西部リグーリア海岸、ポルトヴェネーレとチンクエ・テッレの5つの村、周辺の3つの島からなる
文化的景観。
断崖に張り付くように築かれた集落と、急斜面を切り開いた段々畑(テラス)が、千年以上にわたり人々が海岸地形に適応してきた歴史を物語る。
色彩豊かな家屋が連なる港町の景観は、
過酷な自然環境下での持続的な土地利用の成果として高く評価されている。
今も地域経済の中心であるブドウ栽培とオリーブ栽培が、乾式石垣の段々畑で続けられている。
自動車道の乏しい地形ゆえに、伝統的な集落形態と景観が良好な状態で維持されてきた。
1997年、人と自然の調和が生んだ
文化的景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】チンクエ・テッレの5村とポルトヴェネーレ、周辺3島が一体の構成資産である点、急斜面の段々畑による土地利用が評価されている点が問われやすい。