モロッコの旧王都マラケシュに広がる旧市街(メディナ)である。
1070年前後にムラービト朝によって建設され、後継のムワッヒド朝のもとで最盛期を迎えた。
街のシンボルである
クトゥビーヤ・モスクのミナレット(尖塔)は12世紀末に完成し、都市景観の中心をなす。
迷路状の街路に広がるスーク(市場)や城壁・城門群が、中世イスラム都市の姿を今に伝える。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】ムラービト朝による建設とムワッヒド朝期の発展という二段階の歴史が問われやすい。