ウクライナ西部、中世に商業都市として発展したリヴィウの歴史地区。
中世の交易路が交わる地に位置し、
ウクライナ人・ポーランド人・ドイツ人・アルメニア人・ユダヤ人など多様な民族が独自の共同体を築きながら共存した。
各民族が
それぞれの宗教建築・意匠を残し、旧市街と聖ユーラ大聖堂周辺の2つの区域が構成資産をなす。
イタリア・ルネサンス様式とドイツ・
ゴシックからバロックに至る様式が融合した町並みは、中世都市計画がほぼ手つかずのまま残る稀有な例とされる。
1998年に
世界遺産登録され、2008年には周辺の緩衝地帯(バッファーゾーン)の境界が見直された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とv(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】多様な民族が独自の共同体を築きながら共存した点、旧市街と聖ユーラ大聖堂周辺の2区域から構成される点が問われやすい。