カリブ海オランダ領キュラソー島、港湾都市ウィレムスタットの歴史地区。
1634年、オランダがこの天然の良港に
交易拠点を築いたことに始まる、300年以上にわたる都市発展の記録である。
最古の地区
プンダは17世紀に築かれ、市街を守る城壁と稜堡を備えた唯一の地区で、要塞アムステルダムに隣接する。
18世紀にはピーテルマーイ・オトロバンダ・スハルローなど新たな地区が加わり、オランダ風の
切妻屋根に鮮やかな色彩を施した建築様式が発展した。
ヨーロッパの都市計画とカリブ海・南米の植民都市の要素が融合した、多文化共生の港町景観である。
1997年、オランダ植民都市とカリブ海の風土が融合した景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】1634年にオランダがこの地に進出したことに始まる点、最古の地区が城壁と稜堡を備えていた点が問われやすい。