ノルウェー中部、内陸の高原地帯に築かれた銅鉱山都市レーロースとその周辺。
1644年に銅鉱床が発見され、1977年の閉山まで333年間にわたり採掘が続いた、北欧を代表する鉱山都市である。
1646年、デンマーク=ノルウェー王室から鉱山経営に付随する
特権が及ぶ範囲「サーカムフェレンス」が認められ、周辺の森林・水利権も一体的に管理された。
1679年にスウェーデン軍の攻撃で街の大半が焼失したが、その後再建され、現在も
約2,000棟の木造家屋が残る。
極寒の内陸気候に適応した木造家屋群と製錬所跡が一体となり、鉱業を核とする独特の生活文化を伝える。
1980年に
世界遺産登録され、2010年に鉱山周辺の「サーカムフェレンス」を含む範囲に拡張された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】1644年の銅鉱床発見から1977年まで333年間採掘が続いた点、1679年のスウェーデン軍による焼失後に再建された点が問われやすい。