古都奈良の文化財
Historic Monuments of Ancient Nara

概要

古都奈良の文化財は、8世紀に日本の都であった平城京の中心地に残る、8件の資産からなる世界遺産である。1998年に登録され、登録基準(ii)(iii)(iv)(vi)により、日本の建築・美術の発展を示す顕著な証拠として、また中国大陸・朝鮮半島の影響を受けた国際色豊かな文化を伝える資産として評価されている。

基本情報
日本
1998年:新規登録
検定ではここを覚えよう
  • 保有国: 日本
  • 登録状況: 1998年:新規登録
  • 区分: 文化遺産
  • 登録基準: (ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)
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詳細情報
8世紀に日本の都が置かれた平城京の跡地に残る文化財群である。
東大寺の大仏に代表される仏教美術が花開いた。
中国・朝鮮半島の影響を受けた国際色豊かな文化を伝える。
春日大社の周辺には原始林も含まれている。

もっと詳しく

構成資産は、東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡の8件である。このうち5件が仏教寺院、1件(春日大社)が神社、1件が考古遺跡(平城宮跡)、1件(春日山原始林)が文化的景観としての原生林であり、宗教施設と自然環境が一体となって評価されている点が特徴である。

710年、都は藤原京から平城京へと移された。平城京は唐の都・長安を範とした条坊制(碁盤目状の都市計画)によって設計され、784年に長岡京へ遷都されるまでの間、政治・文化の中心地として機能した。この時代には遣唐使を通じて中国大陸や朝鮮半島との交流が活発化し、その影響を受けた国際色豊かな文化が花開いたとされる。

東大寺の大仏(盧舎那仏坐像)は、聖武天皇の発願により奈良時代に鋳造されたと伝えられ、当時の金属加工技術と仏教美術の到達点を示す作例とされる。春日大社は藤原氏の氏神を祀る神社として創建されたと伝えられ、その背後に広がる春日山原始林は、長年にわたり伐採が禁じられてきたことで、都市近郊でありながら原生的な植生が保たれている点が学術的にも注目されている。

よくある質問

Q. 古都奈良の文化財とはどのような世界遺産ですか?
A. 8世紀の都・平城京にゆかりのある8つの資産からなる世界遺産で、1998年に登録された。

Q. 構成資産にはどんな場所が含まれますか?
A. 東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡の8件が含まれる。

Q. 登録基準は何ですか?
A. 基準(ii)(iii)(iv)(vi)で、建築・美術の発展や国際色豊かな文化交流の証拠として評価されている。

Q. どのようにアクセスできますか?
A. JR奈良駅・近鉄奈良駅からバスや徒歩で東大寺・春日大社などを含む奈良公園周辺の資産に容易にアクセスできる。

旅行情報

東大寺の大仏殿は4〜10月が7:30〜17:30、11〜3月が8:00〜17:00頃に拝観でき、入堂料は大人800円程度とされる。JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩約5分、またはバスで約7分とされる。春日大社や興福寺など他の構成資産も奈良公園周辺に集まっており、徒歩での周遊が可能である。
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古都奈良の文化財
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