小笠原諸島は、東京都心から南へ約1,000km、太平洋上に点在する島々です。誕生以来一度も大陸と陸続きになったことのない「海洋島」であるため、そこにたどり着いた生物が独自の進化を遂げ、高い固有種率を誇る生態系が形成されました。この生態系の価値が評価され、2011年に日本で4件目の世界自然遺産に登録されています。
Q. 小笠原諸島はなぜ『東洋のガラパゴス』と呼ばれるのですか?
A. 一度も大陸と陸続きになったことのない海洋島であり、たどり着いた生物が独自の進化を遂げ、高い固有種率を持つ生態系が形成されているためです。ガラパゴス諸島と同様の進化のプロセスが見られることから、こう呼ばれています。
Q. どのくらいの生物が固有種なのですか?
A. 陸産貝類は在来種の9割以上、維管束植物は3割強、昆虫類は3割弱が固有種とされています。
Q. 世界遺産の登録基準は何ですか?
A. 自然遺産の登録基準(ix)のみが適用されており、生態系の進化における進行中の生物学的過程が評価されています。
Q. どうやって行くのですか?
A. 東京・竹芝桟橋から定期船『おがさわら丸』で父島まで約24時間かけて行くのが一般的なアクセス方法です。運航は数日に1回のペースとされています。