内モンゴル自治区の草原地帯に残る上都(ザナドゥ)の遺跡は、モンゴル帝国の皇帝フビライ・ハンが1256年に漢人の参謀劉秉忠に命じて建設させた都城跡である。1263年から1273年まで首都として、その後は元朝の夏の都として1364年頃まで用いられた。総面積25,000ヘクタールに及ぶ遺構は、遊牧民の伝統と中国式の都市計画が融合した稀有な例として評価されている。
Q. 上都(ザナドゥ)は誰が建てましたか?
A. モンゴル帝国のフビライ・ハンが1256年、漢人の参謀劉秉忠に命じて建設させた。
Q. 上都はいつまで都として使われましたか?
A. 1263年から1273年まで首都として、その後は元朝の夏の都として1364年頃まで用いられた。
Q. 都市の設計にはどのような思想が使われていますか?
A. 北に山、南に川を配する中国の風水思想に基づいた南北軸に沿って都城と皇族の墓所が設計されている。
Q. 上都の遺跡はどこにありますか?
A. 中国・内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗にあり、北京から北へ約370km、車で5~6時間程度の距離に位置する。