新疆・天山は、中央アジアを横断する天山山脈のうち中国・新疆ウイグル自治区内にある区域を対象として、2013年に自然遺産として世界遺産に登録されました。トムル峰(約7,443m)を最高峰とする複数の構成資産からなる広域の資産で、基準(vii)の卓越した自然美と、基準(ix)の生態学的プロセスの両方が評価されています。乾燥地帯にありながら、雪山・氷河・草原・渓谷・湖沼など変化に富んだ景観と生態系を有することが特徴です。
Q. 新疆・天山とはどのような場所ですか。
A. 中央アジアを横断する天山山脈のうち中国・新疆ウイグル自治区内の区域で、トムル峰などを含む4つの構成資産からなります。
Q. なぜ基準(vii)(ix)で登録されているのですか。
A. 雪山・氷河・渓谷などの卓越した自然美(vii)と、氷河や造山運動などの進行中の地形・生態プロセス(ix)の両方が評価されたためです。
Q. プレート境界から離れているのになぜ山脈があるのですか。
A. 遠く離れたインド亜大陸とユーラシア大陸の衝突の影響を受けて再隆起した「大陸内部造山帯」の代表例の一つとされています。
Q. 観光で訪れることはできますか。
A. 構成資産の一部であるトムル大峡谷観光区など、限られた区域には観光インフラが整備されているとされます。