南米スリナム中央部に広がる中央スリナム自然保護区は、アマゾン地域に残る手つかずの熱帯雨林としては最大級の一角とされる保護区です。総面積は約159万ヘクタールにおよび、ジャガーをはじめとする多様な野生生物と、5,000種を超えるとされる維管束植物が確認されており、人間活動の影響をほとんど受けていない生態系が評価され、2000年に世界遺産に登録されました。
Q. 中央スリナム自然保護区にはどんな動物が生息していますか?
A. ジャガーをはじめ、オオアルマジロ、オオカワウソ、バクなどの大型哺乳類、8種の霊長類、約400種の鳥類が確認されているとされる。
Q. フォルツベルク(Voltzberg)とは何ですか?
A. 保護区内のコッペナーメ川沿い、ラレイ滝の近くにそびえる花崗岩の巨岩(インゼルベルク)で、高さは約245メートルとされる。ガイド同行のトレッキングで登頂でき、保護区で最もよく訪れられる地点の一つとされる。
Q. 保護区の登録基準は何を評価したものですか?
A. 登録基準(ix)はほぼ手つかずの熱帯雨林における継続的な生態学的プロセス、(x)はジャガーなど大型哺乳類を含む生物多様性の保全上重要な生息地であることを、それぞれ評価したものである。
Q. 中央スリナム自然保護区を訪れることはできますか?
A. 保護区内には道路がなく、訪問はパラマリボからの小型チャーター機によるアクセスと、ガイド同行のツアーが基本となる。個人での自由な訪問は難しいとされ、乾季にあたる8〜11月頃が訪問に適した時期とされる。