「技師エラディオ・ディエステの作品:アトランティダの聖堂」は、ウルグアイの首都モンテビデオ近郊のアトランティダに建つ煉瓦造りの建築物で、2020年に文化遺産として世界遺産に登録されました。登録基準は(iv)のみで、建築の造形美というより、高度な構造技術そのものが世界遺産としての価値の核心にあります。ディエステが開発した独自の煉瓦構造技法によって、少ない資材で大空間を実現した20世紀ラテンアメリカ建築の到達点の一つとされています。
Q. 誰が設計した建築物ですか。
A. ウルグアイの技師エラディオ・ディエステが構造・設計の中心を担った、通称クリスト・オブレロ教会と呼ばれる建物です。
Q. 「補強セラミック」とはどのような技法ですか。
A. 焼成煉瓦の組積造に最小限の鉄筋・モルタルを組み合わせ、幾何学的な曲面形状によって荷重を支える、ディエステ独自の構造技法です。
Q. なぜ登録基準(iv)だけで登録されているのですか。
A. 造形的な美しさよりも、人類の建築技術発展における顕著な到達点であることが評価の中心となっているためです。
Q. この建物を見学することはできますか。
A. 平日の日中は一般見学が可能とされ、曜日ごとに定められた時間帯にはガイド付き見学ツアーも実施されているとされます。