ヴィエトレニツァ洞窟は、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部、ラヴノ近郊のザヴァラ村にある大規模な鍾乳洞で、2024年に自然遺産として世界遺産に登録されました。登録基準は生物多様性の保全に関する基準(x)のみで、世界でも有数の豊かさを持つとされる洞窟性生物相(トログロビオント)の存在が評価の中心です。洞窟内にはかつての人類の痕跡も知られていますが、世界遺産としての中核的価値は、地下に息づく希少な生態系そのものにあります。
Q. ヴィエトレニツァ洞窟はどこにありますか。
A. ボスニア・ヘルツェゴビナ南部、ラヴノ近郊のザヴァラ村にあります。クロアチアのドゥブロヴニクにも比較的近い場所です。
Q. なぜ世界遺産に登録されたのですか。
A. 登録基準(x)により、世界でも有数とされる豊かな洞窟性生物相(トログロビオント)の保全上の価値が評価されました。
Q. 洞窟にはどのような生き物がいますか。
A. 世界で唯一とされる地下生活のチューブワームや、端脚類ニファルグス属の複数種など、地下環境に特化した希少な生物が数多く生息しているとされます。
Q. 洞窟内で先史時代の遺物が見つかっているのは本当ですか。
A. 洞窟内で先史時代の人類利用の痕跡が報告されていますが、世界遺産としての正式な登録基準には含まれておらず、登録の核心はあくまで生物多様性です。