カナリア諸島・ラ・ゴメラ島の中央部に広がる国立公園である。
公園の約7割を照葉樹林(
ラウリシルヴァ)が占め、新生代第三紀にヨーロッパ南部を広く覆っていた森林の遺存植生とされる。
現在ではマカロネシア諸島にしか残らない貴重な
照葉樹林生態系であり、多数の固有種が生息する。
豊富な湧水と渓流が霧の多い湿潤な環境を維持し、独特の植物相を育んでいる。
登録基準はvii(最上級の自然美・美的重要性)、ix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)。
【検定ここが出る】新生代第三紀起源の遺存林という点、マデイラ島に残る同種の照葉樹林(no.805)との共通性が問われやすい。