コンゴ民主共和国中央部に広がるサロンガ国立公園は、アフリカ最大級の熱帯雨林保護区であり、400種を超える哺乳類が生息するとされる。中でもコンゴ盆地固有の類人猿ボノボ(ピグミーチンパンジー)の重要な生息地・研究拠点として知られ、独自の生態系を今に伝えている。密猟や違法伐採の脅威により1999年に危機遺産リストへ登録されたが、保全状況の改善が確認され2021年に解除された。
Q. サロンガ国立公園はどのような場所ですか?
A. コンゴ民主共和国中央部に広がるアフリカ最大級の熱帯雨林保護区で、道路がほとんど整備されていない隔絶した自然環境が特徴である。
Q. なぜボノボの研究地として有名なのですか?
A. ボノボはコンゴ川以南のこの地域にのみ生息する固有種であり、サロンガはその主要な生息地・研究拠点として国際的に知られているためである。
Q. なぜ危機遺産リストに登録されていたのですか?
A. 密猟や違法な森林伐採といった脅威が深刻化したことを受け、ユネスコが1999年に危機遺産リストに登録した。
Q. 現在の保全状況はどうなっていますか?
A. 国際的な保全団体などの支援のもとで保全状況の改善が確認され、2021年に危機遺産リストから解除された。ただし広大で隔絶した地形もあり、長期的な保全上の課題は残されている。