スペイン・アンダルシア地方、コルドバ近郊に残る
後ウマイヤ朝(コルドバ・カリフ国)の宮殿都市遺跡。
初代カリフ、
アブド・アッラフマーン3世が929年のカリフ即位後、936年頃に建設を開始した新首都であった。
宮殿群のほか、モスク、行政・軍事施設、庭園、造幣所、工房、住居など都市機能を備えた複合都市として計画された。
1009〜1010年、カリフ国を終焉させた内乱によって破壊され、以後長らく地中に埋もれていた。
20世紀初頭の発掘調査により再発見され、往時の宮殿都市の姿が明らかとなった。
2018年に
世界遺産登録。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】初代カリフの即位(929年)と新都建設との関連、内乱による破壊と長期間の地中埋没・再発見という経緯が問われやすい。