ギリシア・イオニア海に浮かぶコルフ島の中心港湾都市に残る旧市街。
起源は
紀元前8世紀にまで遡るとされるが、現在の街並みの骨格は1386年から1797年まで約400年続いた
ヴェネツィア共和国の支配下で形成された。
ヴェネツィアの技師が設計した
旧要塞・新要塞など3つの要塞を中心に、東方からの脅威に対する防衛拠点として整備された。
これらの要塞に守られ、コルフはギリシアの他地域の多くが経験した
オスマン帝国支配を免れたという点で歴史的に特異な位置を占める。
19世紀のイギリス統治期にも要塞の改修が重ねられ、各時代の増改築の跡を街並みに残す。
2007年、地中海における要塞港湾都市の傑出した例として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)の単独基準。
【検定ここが出る】約400年に及ぶヴェネツィア支配下で要塞都市として整備された点、ギリシアの中で同帝国支配を免れた地域である点が問われやすい。