イラン南西部、カールーン川に築かれた古代の
水利システム。
紀元前後から
サーサーン朝時代にかけて発展し、ダム、運河、水車、橋、要塞などが一体となった13地点からなる複合施設。
中心の
サラーセル城は施設全体の管理拠点であり、水位を計測する塔なども備える。
ローマ人技術者の関与も伝わる「カイサルの堰」など、川の水を都市給水・灌漑・製粉・防御など多目的に利用する技術が集約されている。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】紀元前後から長期にわたり発展した高度な水利技術という点、ダム・水車・運河が一体化した複合システムである点が問われやすい。