オランダのゾイデル海(内海)に浮かんでいたかつての島。
15世紀に本土から切り離されて島となり、たびたび洪水に見舞われた末、
1859年に住民が退去した。
1942年の
ノールトオーストポルダー干拓によりゾイデル海の海底が農地となり、島は陸地に囲まれた形で残された。
長らく海面下にあったため地中の遺構が良好に保存され、4000年前の足跡の化石なども発見されている。
同国初の
世界遺産として1995年に登録され、干拓の歴史を物語る
文化的景観と位置づけられる。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とv(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】「島だった場所が陸地になった」という干拓の歴史そのものが遺産的価値である点、同国の対水害の歴史を象徴する事例として出題されやすい。