ギリシャ、キクラデス諸島の中心に浮かぶ小島デロス島の考古遺跡。
ギリシャ神話で
アポロンとその双子の妹
アルテミスの生誕地と伝えられ、古代ギリシャ随一の聖域として崇拝された。
遅くとも紀元前9世紀には
祭祀の場として機能し、双子の兄を祀る神殿を中心に複数の神殿・祭壇が築かれた。
紀元前2〜1世紀には地中海有数の
国際商業港として繁栄し、多様な民族が行き交う交易拠点となった。
紀元前1世紀の一連の戦乱に伴う略奪により都市は衰退し、以後大規模に再建されることなく遺跡として残された。
1990年、古代ギリシャの宗教と商業が融合した考古遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】双子の姉弟の生誕地と伝えられる聖域である点、紀元前1世紀の戦乱で衰退し以後再建されずに遺跡として残った点が問われやすい。