イタリア南部、地中海屈指の港湾都市ナポリの歴史地区。
紀元前9世紀にギリシャ人の植民市
パルテノペ(後のパレオポリス)として起こり、紀元前470年に「
ネアポリス(新しい都市)」として再建設されたのが都市名の由来である。
古代ギリシャの
格子状の街路網は現在の市街地の基本形として今も受け継がれており、長期にわたる都市の連続性を示す点が高く評価されている。
中世からブルボン朝期にかけては、サンタ・キアラ教会や新王城(
カステル・ヌォーヴォ)、王宮など各時代の統治者が建てた記念碑的建造物が積み重ねられてきた。
地中海各地の文化が次々と流入し、その痕跡を街並みに刻んできた点も特徴である。
1995年に
世界遺産登録され、2011年に構成資産の範囲が見直された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】紀元前470年にギリシャ人が「新しい都市」を意味する名で再建したのが都市名の由来である点、古代ギリシャの格子状街路網が現在の街並みの基本形となっている点が問われやすい。