ミクロネシア連邦ポンペイ島沖に築かれた、
ミクロネシア唯一の世界遺産。
100を超える人工島からなる海上遺跡で、玄武岩や珊瑚岩の巨石を積み上げた城壁の内側に1200年から1500年頃にかけて建設された
王宮・神殿・墓所が残る。
太平洋島嶼部を治めた
サウデルール王朝の儀式的中心地であったとされ、当時の高度な石造技術と政治権力を今に伝える。
2016年の登録と同時に、マングローブの繁茂や水路の堆積による石造物の崩落といった脅威が指摘され、
登録と同じ年に危機遺産リストにも加えられるという異例の経緯をたどった。
フランス・日本・オランダ・米国などの国際支援を受け、保存修復の取り組みが続けられている。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(信仰・思想との関連)。
【検定ここが出る】この国唯一の
世界遺産である点、2016年の登録と同時に
危機遺産リストにも加えられた点が問われやすい。