アメリカ合衆国ハワイ諸島の北西方に広がる、広大な海域と島々からなる
複合遺産。
2010年、アメリカ国内で
唯一の複合遺産(自然・文化の両方の
登録基準を満たす遺産)として
世界遺産に登録された。
2016年にはアメリカの国定記念物としての保護区域が拡張され、指定面積は
約150万平方キロメートルに達した。
ハワイの創世神話に登場する女神パパハーナウモクとワーケアに由来する名を持ち、ハワイ先住民の
宇宙観・祖先信仰と結びついた聖地とされる。
サンゴ礁や絶滅危惧種のハワイモンクアザラシ、多数の海鳥営巣地など、
生態系の連続性を保つ貴重な海域でもある。
2010年の登録以降、世界最大級の海洋保護区の一つとして国際的にも評価されている。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)、viii(地球の歴史の主要な段階を示す顕著な例)、ix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】アメリカ国内でも数少ない自然・文化複合の遺産である点、2016年に国定記念物としての保護区域が大幅に拡張され世界最大級の海洋保護区となった点が問われやすい。