イラクに残るメソポタミア文明を代表する古代都市遺跡で、2019年に
長年にわたる申請を経て世界遺産に登録された。
紀元前3千年紀に起源を持ち、ハンムラビ王や
新バビロニア王国のネブカドネザル2世のもとで壮麗な都として栄えた。
紀元前626年から前539年にかけて新バビロニア帝国の首都として最盛期を迎えた。
「バベルの塔」の伝承の舞台とされ、聖書やギリシャ・ローマの記録にもたびたび登場する。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】ネブカドネザル2世時代の新バビロニア王国の首都だった点が問われやすい。
遺跡はバグダッドの南
約85キロメートルに位置する。
女神イシュタルに捧げられ
竜(ムシュフシュ)や牡牛の浮き彫りで飾られた「イシュタル門」や、「バベルの塔」伝承の源になったとされる巨大な
ジッグラト「エテメンアンキ」の遺構が残る。
古代の七不思議の一つ「空中庭園」もバビロンに由来するとの伝承があるが、実在や所在地については学術的に確定しておらず諸説ある。