フィリピン南部ミンダナオ島、プハダ半島に広がる自然保護区。標高75〜1637メートルの範囲に、農地生態系から高山のコケ植生まで多様な生態系が連続して分布する。
中でも山頂付近に広がる
推定樹齢約100年のミニチュア(盆栽状)の森「ピグミーフォレスト」は、平均樹高わずか1.4メートルという矮性の樹木群が1,234ヘクタールにわたって広がる、世界的にも珍しい景観である。
絶滅危惧種の
フィリピンワシ(フィリピンイーグル)やフィリピンオウムをはじめ、固有種・希少種の宝庫として知られる。
東ミンダナオ生物多様性回廊に位置し、地理的隔離により
独自の進化を遂げた動植物相が評価されている。
2014年、比類ない生態系の多様性と固有性を伝える
自然遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はx(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)の単独基準。
【検定ここが出る】山頂に広がる矮性の「ピグミーフォレスト」が1,234ヘクタールに及ぶ点、フィリピンワシなど固有種の生息地である点が問われやすい。