インド北東部シッキム州、世界第3位の高峰カンチェンジュンガを擁するヒマラヤの国立公園。
標高差約7000メートルに及ぶ地形に氷河・高山湖・針葉樹林から低地の森林まで多様な
生態系が連続し、ユキヒョウなど希少な高山動物の生息地となっている。
現地のレプチャ族にとってカンチェンジュンガは「
マイエル・リャン」と呼ばれる祖先が住む聖なる場所とされ、山岳信仰の対象として崇敬されてきた。
自然の価値と信仰・伝統の価値の両方が認められ、
インドで最初の「
複合遺産」(
自然遺産・
文化遺産双方の基準を満たす遺産)として登録された。
2016年、自然と信仰が一体となった聖なる山岳景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)、vii(最上級の自然美・美的重要性)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】インド初の
複合遺産(
自然遺産・
文化遺産双方の基準を満たす遺産)である点、レプチャ族が祖先の住む聖地と信じる山である点が問われやすい。