パンタナール保全地域
Pantanal Conservation Area

概要

パンタナール保全地域は、南米大陸のほぼ中央、ブラジル側のパンタナール湿原の一部にあたる4つの保護区からなる世界遺産です。世界最大級とされる淡水湿地の生態系と、ジャガーをはじめとする希少種の重要な生息地としての価値が評価され、2000年に世界自然遺産に登録されました。

基本情報
ブラジル
2000年:新規登録
検定ではここを覚えよう
  • 保有国: ブラジル
  • 登録状況: 2000年:新規登録
  • 区分: 自然遺産
  • 登録基準: (ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)
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詳細情報
4つの保護区からなる世界最大の淡水湿地であるパンタナル湿原の一部。
クイヤバ川とパラグアイ川の源流があり、雨季の氾濫浸水による肥沃な土壌となっている。
サギ カモ などの水鳥の繁殖地で650種類の鳥類が確認されている。

もっと詳しく

パンタナール保全地域はクイアバ川とパラグアイ川の源流域にあたり、雨季(概ね1〜4月頃)には広大な平原の多くが冠水し、乾季には水が引くという季節的な増水サイクルが肥沃な土壌と豊かな生態系を育んでいるとされています。

生態系の豊かさとしては、約80種の哺乳類、650種前後の鳥類、50種の爬虫類、300種前後の魚類が確認されているとされ、世界でも有数の生物多様性を誇る湿地とされています。

パンタナールはアマゾンに次ぐ規模とされるジャガーの生息地であり、生息密度は南米の中でも特に高い地域の一つとされています。近年は密猟や生息地の分断が課題とされる一方、ポルト・ジョフレ周辺などで成長するエコツーリズムがジャガー保全の後押しになっているとの指摘もあります。

登録基準としては、(vii)類まれな自然美・自然現象を示す顕著な見本、(ix)生態系の進化発展を示す顕著な見本、(x)絶滅危惧種を含む生物多様性保全上最も重要な生息地であることを示す基準、の3つが認められています。

よくある質問

Q. パンタナールはどこにありますか?
A. 南米大陸中央部、ブラジル・ボリビア・パラグアイにまたがる世界最大級の湿原の一部で、世界遺産の保全地域はブラジル側の4つの保護区からなります。

Q. いつ世界遺産に登録されましたか?
A. 2000年に登録基準(vii)(ix)(x)により世界自然遺産に登録されました。

Q. どんな動物が見られますか?
A. ジャガーやオオカワウソ、オオアリクイなどの希少種のほか、650種前後ともいわれる鳥類が生息するとされています。

Q. なぜ雨季と乾季で景観が大きく変わるのですか?
A. 平坦な地形のため雨季には広範囲が冠水し、乾季には水が引くという季節変動が大きいことが特徴とされています。

写真
パンタナール保全地域
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