ベトナム中部からラオス南部にまたがる、東南アジア屈指のカルスト地形が広がる国立公園。
石灰岩地形は古生代以来、
約4億年におよぶ形成史を持つとされ、アジアでも最古級のカルスト地域とされる。
中心となるフォンニャ洞窟系は
全長100キロメートルを超え、140以上の支洞からなり、2009年に発見された
ソンドン洞窟は断面規模で世界最大級の洞窟通路として知られる。
一帯では総延長200キロメートルを超える洞窟・地下水路網が確認され、地形進化の過程を良好に伝える。
2003年にベトナム側の区域で
世界遺産登録され、2015年に生態系・生物多様性の価値が追加評価された。
2025年には隣接するラオスのヒンナムノー国立公園と統合され、ベトナム・ラオスにまたがる越境世界自然遺産となった。
登録基準はviii(地球の歴史の主要な段階を示す顕著な例)、ix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】洞窟内の一区画が断面規模で世界最大級とされる点、2025年にラオスのヒンナムノー国立公園と統合され越境遺産となった点が問われやすい。