大西洋のマデイラ島に残る照葉樹林(ラウリシルヴァ)で、島の中央部から北斜面にかけて広がる。
新生代第三紀にヨーロッパ南部一帯を広く覆っていた照葉樹林の生き残りで、
現存する同種の森林としては世界最大規模とされる。
その9割ほどが
原生林の状態を保っているとされ、気候変動を生き延びた貴重な遺存生態系である。
マデイラレビロバト(マデイラクロウバト)など固有の鳥類・植物を育む隔絶された生態系としても知られる。
登録基準はix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】中生代でなく新生代第三紀起源の遺存林である点(年代の取り違えに注意)が問われやすい。