イタリア・ローマの歴史地区を中心とする
文化遺産で、1980年の登録後、1990年に拡大登録が行われた越境的な構成資産である。
拡大登録により、ローマ市内にありながら
治外法権を持つ教皇庁(バチカン)関連施設群と、城壁外のサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂が加えられた。
フォロ・ロマーノや
コロッセオ(円形闘技場)など、古代ローマの遺構が数多く残る。
古代の共和政・帝政の中心地であった都市が、4世紀以降キリスト教世界の中心地としての性格を重ねていった重層的な歴史を伝える。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】1980年登録後、1990年にバチカン関連施設とサン・パオロ大聖堂を加えて拡大登録された経緯が問われやすい。