ヴァレッタは、地中海の要衝マルタ島に築かれた小さな首都でありながら、街全体が世界遺産に登録されている都市である。1565年の大包囲戦でオスマン帝国軍を退けた聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)が、その戦訓をもとに難攻不落の要塞都市として一から建設したもので、整然とした街路と重厚な城壁に、16世紀ヨーロッパの軍事建築と都市計画の粋が凝縮されている。
Q. ヴァレッタはなぜ世界遺産に登録されたのですか?
A. 1565年の大包囲戦を経て聖ヨハネ騎士団が建設した計画都市であり、その整然とした都市構造と要塞建築の完成度が評価され、登録基準(i)(vi)のもとで1980年に世界遺産に登録された。
Q. 聖ヨハネ大聖堂の特徴は何ですか?
A. 外観は簡素な要塞風だが、内部は金箔とバロック装飾で飾られており、床には騎士団員の墓を示す大理石装飾が約400枚敷き詰められている。両側には出身地域ごとの騎士団分団の礼拝堂が並ぶ。
Q. ヴァレッタの街づくりにはどのような特徴がありますか?
A. 直交する街路網による計画都市であり、厚い城壁と稜堡に囲まれた近世ヨーロッパの軍事都市計画の代表例とされている。
Q. ヴァレッタへはどうやって行きますか?
A. マルタ国際空港からバスなどでアクセスでき、市内中心部までは短時間で到着できる。