「人権と自由、和解:ネルソン・マンデラの遺産」は、2024年に南アフリカで文化遺産として世界遺産に登録された資産群です。反アパルトヘイト闘争の指導者であり、後に同国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ氏の生涯と、人種隔離政策からの解放・民主化・和解に至る南アフリカの歴史を伝える14の史跡から構成されています。登録基準は(vi)のみで、建造物そのものの造形美よりも、そこに刻まれた出来事と記憶の普遍的な重要性が評価の中心となっています。
Q. この世界遺産はどのような資産で構成されていますか。
A. 南アフリカ4州にまたがる14件の史跡で構成されるとされ、ウォルター・シスル広場やコンスティテューション・ヒル、リリースリーフ農場などが含まれます。
Q. なぜ登録基準(vi)だけで登録されているのですか。
A. 建造物の造形的価値ではなく、反アパルトヘイト闘争・人権・和解という普遍的価値を持つ出来事や記憶との関連性が評価されたためです。
Q. ロベン島はこの資産群に含まれますか。
A. 含まれません。ロベン島はこれに先立つ1999年に単独の世界遺産として登録されており、2024年登録のこの資産群とは別個の物件です。
Q. いつ、どのような経緯で世界遺産になりましたか。
A. 2024年の第46回世界遺産委員会で、南アフリカの人権闘争と民主化の歴史を伝える資産として文化遺産に登録されました。