トロンデック・クロンダイクは、2023年に世界遺産として登録された、カナダ・ユーコン準州の文化遺産である。19世紀末に起きたクロンダイク・ゴールドラッシュの舞台であると同時に、この地を古くから故郷としてきた先住民トロンデック・フウェチン族(Tr'ondëk Hwëch'in)にとって今も続く伝統的な生活領域でもある。移住者による急速な開発と、それに対応してきた先住民コミュニティの歴史が重なり合う点に、この遺産の特徴がある。
Q. トロンデック・クロンダイクとはどのような世界遺産ですか?
A. カナダのユーコン準州にある文化遺産で、19世紀末のクロンダイク・ゴールドラッシュの舞台と、先住民トロンデック・フウェチン族の伝統的な生活領域が重なる8つの構成資産からなる。2023年に登録された。
Q. いつ世界遺産に登録されましたか?
A. 2023年9月、サウジアラビア・リヤドで開催された第45回世界遺産委員会で登録が決定した。ユーコン準州では初めての世界遺産である。
Q. 登録基準は何ですか?
A. 基準(iv)のみで登録されている。急速な植民地拡大という社会変化に対する適応のあり方を伝える建造物群・遺跡群としての価値が評価されている。
Q. どのような場所を訪れることができますか?
A. 中心地ドーソン・シティのほか、フォーティマイルやムースハイド集落などが構成資産に含まれる。ドーソン・シティにはパークス・カナダのビジターセンターがあり、見学ツアーなどの案内を得られる。