ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群は、ガーナの大西洋岸に残る、ヨーロッパ諸国の植民地支配と大西洋奴隷貿易の歴史を今に伝える一群の城塞です。1979年に世界遺産に登録され、人類が経験した悲劇の記憶を後世に伝える「負の遺産」として重要な位置を占めています。
Q. ガーナの城塞群はいくつの建造物からなりますか。
A. 中心となるのはケープコースト城、エルミナ城、クリスチャンボー城の3つの城と15の砦ですが、一部廃墟化した砦や遺構のみが残る地点も含め、ユネスコの登録全体では約30件近くの構造物・遺構から構成されているとされています。
Q. エルミナ城はいつ建てられましたか。
A. 1482年にポルトガルによって建設されたと伝えられ、サハラ以南アフリカに現存する最古級のヨーロッパ人建造物の一つとされています。
Q. なぜ負の世界遺産と呼ばれるのですか。
A. 17世紀以降、これらの城や砦の多くが大西洋奴隷貿易の拠点として利用され、多数の人々が強制的に連行された歴史を伝えているためです。
Q. 世界遺産に登録されたのはいつですか。
A. 1979年にユネスコの世界遺産リストに登録されました。