エフェソスは、トルコ西部エーゲ海沿岸に残る古代都市遺跡です。ケルスス図書館と大劇場を中心に、古代ローマ時代の宗教・商業都市の姿を伝える遺構が広範囲に残り、2015年に世界遺産として登録されました。
Q. エフェソスはいつ頃の都市ですか?
A. 起源は紀元前10世紀頃に遡るとされ、ローマ帝国時代にはアジア属州の州都として大いに栄えました。
Q. ケルスス図書館とはどのような建物ですか?
A. 2世紀初頭に建設が始まったローマ時代の図書館で、最盛期には1万点を超える巻物を収蔵していたと伝えられる、当時有数の規模の図書館とされています。
Q. なぜ港湾都市だったエフェソスが内陸にあるのですか?
A. 近隣の川が運ぶ土砂が長期間かけて堆積し、海岸線が後退したためとされています。かつての港は現在では陸地の内側に位置しています。
Q. 世界遺産の登録基準は何ですか?
A. 地中海世界における文明の証言(基準iii)、都市計画・建築群の顕著な例(基準iv)、歴史的出来事との関連(基準vi)に基づき2015年に登録されました。